カテゴリー③ 2013/01/27 (日) 1:58 PM
昨日、広報活動を兼ねて名古屋へ行って参りました。
名刺をお渡しすると、必ずと言っていいほど、「精神保健福祉士ってどんな職業ですか?」と聞かれます。
残念なことに医療、保健、福祉関係者以外でご存知の方はほとんどお目にかからないのが現状です。
かの有名な日本福祉大学がある愛知でもそれは同じでした。
精神保健福祉士は社会福祉士、介護福祉士と並んで福祉の三大国家資格のうちの一つです。
1997年に誕生した資格で、歴史が浅いというのが一つの原因であるとは考えておりますが、こんなに知名度が低い国家資格も珍しいと思います(笑)
元々は精神科ソーシャルワーカーと呼ばれていた職業で1950年代に医療機関において導入されたのが始まりとされています。
肝心のお仕事内容はと言うと、精神疾患をお持ちの方が抱えている生活面や社会面での問題を解決するためのサポートや社会参加への参加支援を通して、その人らしいライフスタイルの確立へ繋げるというものです。
…と説明をしていくと、ものすごく長くなってしまいます。一言では言い表せないので、いつも総じて「何でも屋さんです」と答えることが多いです。
つまり、メンタルヘルスのことで何か困れば、何でも精神保健福祉士に投げてしまえばいいのです(笑)
ただ問題を投げてもらうためには精神保健福祉士の存在をもっともっと知って頂く必要があります。
一人でも多くの人に知ってもらいたい、そんな思いを持って毎日活動しています。
「精神保健福祉士を広める」 これが私のもう一つのお仕事です。
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