ひとり言 2014/02/07 (金) 9:28 PM
リクルートスーツの学生さんをよく見かけるようになりました。
ああ、もうそんな時期か、とお感じになられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
1年は早いものです。
就職活動の時期になると、あちこちでこんな質問をよく聞くようになります。
『新卒採用の応募者に求める能力、スキルは何ですか?』
おそらくどこの企業の採用担当者に聞いても、「コミュニケーション能力です」と返ってくるはずです。
ところでコミュニケーション能力、俗に言うコミュ力って何でしょう?
最近は本当によく使われるようになったため、使っている人や時と場合によって、
色々な意味合いを持つと思います。
私は1つに「雑談力」が挙げられると考えています。
要は相手と距離を縮めるためのムダ話、中身のない話です。
ムダ話とは言っても必要のない、無意味な話ではありません。
雑談は良い人間関係を築くための基礎であり、きっかけとなります。
その雑談ですが、一般に男性よりも女性の方が得意だとされています。
カフェやレストラン等で女性集団の会話を聞いたことがある方なら分かるかと思いますが、
何を目的にして来店したのか分からないぐらい、延々と喋っています。
でも、よく話を聞いていると
「内容にまとまりや一貫性がなく、話がポンポン飛んで、それがずっと続いている」ことが分かります。
それに対して、男性は「話にオチや結論を求めて、一貫性のある話をして、話を締めようとする」傾向があります。
結論を出してしまったら、その話題はそれで終わってしまうので、それ以降話が続かなくなってしまいます。
これが会話がすぐに終わって沈黙が続いたり、雑談を苦手とする人の特徴の1つである場合が多いです。
雑談は何らかの結論を必要とする議論ではありませんので、ゆるく長く言葉のキャッチボールを
続けることが必要です。
それ故に、無理に話をまとめようとしたりするのではなく、逆に結論に至る前に次の話題に変えていけばいいのです。
ポイントは前の人が話した内容に枝葉をつけていくことでしょうか。
興味があれば、質問して派生させていくという方法もありますよね。
雑談を続けたり、長時間コミュニケーションを楽しみたい時は
「結論は出さない」ことを意識してみて下さい。
※2/26(水)のコミュニケーションに関するワークショップ参加者を募集中です。
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