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ひとり言

私たち支援者が出来ることを問う

ひとり言   2014/02/02 (日)  6:47 PM

犯罪被害者支援京都フォーラムに参加して…

昨日、犯罪被害者支援京都フォーラムに参加しました。

もう14回目になるようですが、恥ずかしながら参加したのは初めてです。

基調講演では犯罪被害者の方のお話を聴くことができました。

東京都にお住まいの小林美佳さんという38歳女性会社員の方です。

とても美しく、清らかで、でもとても芯の強い女性という印象を持ちました。

小林さんは14年前、職場からの帰路で性暴力犯罪被害に遭われました。

当時の被害状況を語って下さいましたが、聴いているだけでも恐ろしく、想像を絶するものでした。

小林さんはご自身が被害者であるにも拘らず、「私は汚いものになった」「恥ずかしくて誰にも言えない」と自責の念に駆られ、また身体の不調といった二次的被害にも随分長い間苦しめられたそうです。

現在は自らの経験を踏まえ、著書を出版されたり、当事者の方々のために様々な活動をされるまでに回復されていますが、それでもまだまだ社会に訴える環境が整ってはいないといいます。

日本社会の特徴として、「人と異なった体験をした人に対して特殊な目で見てしまう」ということが挙げられると思います。

それは犯罪被害に限らず、不登校やいじめ等、他の日常生活で起こっている様々な問題に対しても同じことが言えると思います。

私たちは残念ながら自分が体験していないことに関しては、想像することでしか補うことができません。被害者の心情を全て理解するということも限界があります。

その際支援者が出来ることは何か。
・被害者を特別視しないこと、またそれを伝えていく。
・被害者は被害に遭った意味を考えて、自身の心に収めていく。その作業にただ付き合っていく。
・相談機関等の社会資源やサービス等、自分が持ちえる全ての情報を被害者に提供する。
また連携していく。

ぐらいだと思います。

本当に少ないですね。


現在、性犯罪・暴力被害者のための「ワンストップ支援センター」が全国10ヶ所に設置されていますが、24時間対応はたったの2ヶ所なのだそうです。

沖縄県では公費で支援が受けられるよう議論が進められているという話もありますが、被害者の方々にとってはまだまだ充実しているとはいえない支援体制です。

いつ自分や周りの大切な人の身にも降りかかってくるか分からない、このご時世です。

決して自分には関係ないことではなく、自分だったら何が出来るのか、一度考えてみるといいかもしれません。





※2/26(水)のコミュニケーションに関するワークショップ参加者を募集中です。
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